入試一色の1月がやっと終わります。
 1月10・13・14日は中学校入試、16・17日は共通テスト、そして22・23・24日が高校入試です。
 とにかく今年の入試は「予定通りに行えるか」が最大の焦点で、コロナ感染の拡大に振り回されました。結果的にはすべての入試を予定通りに行うことができ、感染者も全く出なかったのでほっとしたところですが、もう二度とこのような入試は行いたくないものです。
 本校を受験してくれた受験生も、共通テストを受験した本校生も、試験対策よりもコロナ対策に気を回さなければならず、試験に集中できなかったのではないかと感じています。
 試験を実施する側としても、会場の消毒やサーモグラフィなどの検温機器の準備、入場方法の工夫や教室内の環境整備など、従来の入試の何倍もの人と時間と経費をかける必要があり、試験運営の観点でさえも、「受験生が実力を発揮できる環境を作る」から、「感染者を出さない環境を作る」に変わらざるを得ないこととなってしまいました。・・・これ以上書き連ねても愚痴ばかりになってしまうので、このへんでやめておきます。
 来週からは私大の一般入試が始まります。予定通りに生徒たちが受験できることを祈るばかりです。