今年度2回目の授業力向上セミナーです。

このセミナーは、すでに論理エンジンの指導を行ってきている先生方を対象とした
中級者・上級者向けのセミナーです。

セミナーのテーマとして

① OS1、OS2の指導についての実践内容の共有

② OS1、OS2の教材について、新しい切り口での指導方法の開発

③ 2020年入試を見据えて、これからの現代文授業で取り組むべき事項の確認と
  具体的な指導実践の共有

の3点を掲げました。

年間数回実施している「論理エンジン研修会」では、私が一方的にお話する形式と
なってしまいますが、セミナーは講義形式(スクール形式)ではなく、「学びあい形式」
で行います。

先生方が実際に担当されている生徒が、主に中学生なのか、高校生なのか。あるいは
指導経験が何人なのかといったことを考慮してグループを決め、そこで情報を共有したり
新しい指導法を検討していきます。

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同じOS1の導入部分の指導についても、3人の先生がいれば指導の有り様は、3通り
あります。自分では思いつかないような実践もあれば、自分では何気なく指導していた事項が
他の先生にとっては「目からうろこ」だったということもしばしばです。

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セミナーではグループごとに取り扱う「ステップ」を分けています。
グループでの共有や議論がおよそ片付いたところで、各グループの代表がグループでの議論
の内容を発表し、全体でも共有していきます。

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セミナー後半では、私が数年前から取り組んでいる、「マイコン」と名づけた
「思考力育成メソッド」を紹介しました。
私の授業を撮影したVTRを教材として、先生方には見ていただきました。

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新しい指導要領では、『論理エンジン』メソッドが真価を発揮します。そのことに
すでに多くの先生方が気づき、注目しているのが現状です。
来年度はますます研修会やセミナーへの期待も高くなると思われます。
私も微力ながら、全国の先生方の指導のお役に立てる指導方法の開発に
いっそう力を入れていきたいと考えています。