久しぶりの大阪講演です。

授業力向上セミナーは、大阪でも毎年行っていますが、研修会での講演は数年ぶり
のような気がします。

今回の研修会も第1部は出口先生のご講演。
第2部を担当させていただきました。

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私の講演の目的は、『論理エンジン』を授業で使ってみたいという先生方に指導イメージを
具体的にお持ちいただくことにあります。

開智高校での導入経緯やその後発生した課題、そしてその解決プロセスなどをオープンに、
そして具体的にお話しするようにしています。
また、現在進行中の指導についても、資料を添えてお話ししています。

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今回の研修会には、関西、北陸の学校を中心に100名に近い数の先生方にご参加
いただきました。
公私比率は半々といったところ。大都市圏で開催した研修会でこれほど多くの公立高校が
参加なさるのは、今までにない現象であると思います。

主催の水王舎によれば、かなり早い段階で満席となってしまい、やむなく参加をお断りした
学校も数多くあったとのこと。個人的にも残念です。

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『論理エンジン』は非常に汎用性の高い教材なので、裏を返せば、「自分の学校に合わせた
指導方法」を指導者が作っていく必要があります。
このことは、研修会の講演でもセミナーでも私が言い続けていることなのですが、(そのこと
だけが原因ではありませんが)最近では、学校個別の研修に呼ばれることが多くなりました。

セミナーや研修会で『論理エンジン』の指導方法や活用方法について大枠で理解したうえで、
学校の状況に合わせてそれをカスタマイズしていく学校がどんどん増えています。

全国レベルで見れば、今は「点」にすぎない現象ですが、今後、そう遠くはない時期に
その「点」が一気にネットワーク化する…。

かなり現実味を帯びた予感が、今の私にはあります。