前日の名古屋研修に続き、2日連続の研修となりました。

 今日は「授業力向上セミナー」です。昨年度の計4回と今年度の第1回セミナーは東京会場での実施であったため、今回は大阪で実施することにしました。
 会場は変わっても、北海道から九州まで全国各地から先生方がお集まりくださいました。

 今回の研修は終日6時間のプログラムなので、内容がモノトーンにならないようにプログラムを大きく3つに分けて実施します。
 
 第1部は論理エンジンの導入期、主に高校1年生第1学期中間考査までの指導事例研究です。
 この内容は第1回セミナーで中心的に取り上げたテーマですが、今回も時間的には縮小しますが、取り上げることにしました。その理由は、「論理エンジン指導では、この部分が最も重要である」からです。
 セミナーに参加できるのは論理エンジンの採用校の先生だけなのですが、各学校では一人の先生が指導にあたっているわけではありません。多くの学校では複数の先生方が論理エンジンを指導していらっしゃいます。しかし1回のセミナーに参加できる人数には限りがあるため、担当者全員が毎回のセミナーに参加はできず、順番に参加される学校が多くなってしまいます。もちろん毎回参加される先生方もいらっしゃるのですが、概ね参加者の2分の1弱の先生方が、このセミナーに初めて参加されるという傾向が続いています。そのため「論理エンジン指導の命」ともいうべき「導入期指導」については、何らかの形で、毎回触れることにしています。

 今回のセミナーでも、
 ① 論理とは何か。
 ② なぜ高校生になった今、論理エンジンを学ぶのか。
といった、「学習の目的をどのように生徒に伝えていくべきか」というテーマから研修をスタートしました。

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 続いて、OS2を使って実際の指導方法を研究していきます。

 各先生方には、自分自身の指導経験を振り返っていただきながら、特に指導に困った点などを近くの先生方と共有していただきます。
 そして、生徒たちが実際の授業で出してきた解答例などを前のボードに示していただき、そのときの生徒たちの思考ルートや実際の指導経緯などを発表していただきました。

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 発表をもとに、指導のコツなどを整理していきます。

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 第1部のまとめとして、以上の内容を踏まえながら、各先生方が自分自身の指導ポイントをまとめ、グループで相互発表していきます。
 それぞれの先生方が受け持っている生徒は、学校ごとに様子が大きく異なります。そういう先生方同士が学びあいを行い、いろいろな学校の指導方法を共有することで、指導の観点が増え、授業に厚みが出ていきます。

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私立学校の教師は基本的に転勤することがなく、他の学校の先生方とともに研修する機会がきわめて少ないのが現状です。特に「授業」については(広報活動としての着飾った授業は別として)、情報を共有したり、高めあったりすることは皆無といってもよいかもしれません。

 このセミナーでは、私学独特のいろいろなしがらみは全く度外視して、とにかく「目の前の生徒の思考力や読解力、表現力を高めていくために、具体的にどういう指導が効果的なのか」という点について勉強しています。
 「明日の授業に役立つ」研修となるように、みんなで研修を創りあげています。

 … 第2部については、次回の報告といたします。