先週の金曜日、11月29日に徳島県の県立高校にお招きいただき、国語の授業についての
研修会を行ってきました。
前日の28日には学校でいくつかの会議があり、また翌日の30日は本校の保護者のみなさま
対象の保護者講座が予定されているため、徳島県までの日帰り実施となりました。

現地の滞在時間が4時間弱という弾丸ツアーでしたが、私自身、四国に行くのが初めてでしたので、楽しい時間となりました。


さて、今回お招きいただいた県立J高校は、県内でもトップレベルの高校で、東大をはじめとして
多くの難関大学に多くの生徒を送り出されている学校です。
数年前から『論理エンジン』の指導に取り組まれており、今回の研修は互いの指導ノウハウの
共有と指導スキルの向上とを目的に内容を設定させていただきました。

県立高校ということで、国語科の先生方を中心として10名程度の小さな研修でしたが、
その分内容は濃いものとなりました。

〇 はじめに、これまでのJ高校での指導経過を振り返っていただきました。

  指導者にとって授業は常に「現在進行形」ですから、日々の指導に追われがちで、振り返りは
  後回しにしがちです。しかし、第3者が入ることによって、自分たちの指導経過は、年度末だけ
  でなく、年度途中であっても客観的に整理することができます。

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 〇 次に、私の取り組みについて、簡単にお話しさせていただきました。

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 〇 ここからは模擬授業形式で私の指導法を提案し、それについて先生方にいろいろ
   考えていただきました。

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いつもの研修であれば、ここで先生方に「学びあい」に入ってもらい、いろいろな切り口からの提案をしていただくのですが、最終便の飛行機の出発時間が迫っており、グループ討議のの時間を取ることができませんでした。

せっかく徳島までお招きいただいたのに、不十分な内容になってしまい、申し訳ありませんでした。
一方で、四国にも今回お訪ねしたJ高校をはじめ、多くの高校や中学校に、私たちと同じ観点と想いで、日々教育に当たっておられる先生方がたくさんいらっしゃることを知り、とても心強く感じさせていただきました。

今回の研修会について何か月も前から準備をしてくださいましたJ高校の先生方、ありがとうございました。

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明日は、今年度第3回目となる「論理エンジン指導力向上セミナー」を行います。
今回も北は北海道、南は九州から参加してくださる先生方がいらっしゃいます。
その他、関西地区、中京地区、そして地元の関東地区からご参加の先生方も含めまして
ご参加いただく多くの先生方、お気をつけていらしてください。