今週の火曜日に夏期講習会の第4期が終了しました。

今回のタームではS類3年生理系対象の「センター評論文」講座を担当しました。
第1期に担当した「センター小説文」講座とセット受講の生徒が多くなっています。

小説文に比べて評論文は「読みやすい」という印象を持つ生徒が多くなります。
特にS類生は『論理エンジン』の指導がかなり定着していますので、不用意な失点をする生徒は少なくなっていますが、それでも時間に追われると「かつての読み=内容依存の感覚読み」をしてしまう生徒も出てきてしまいます。
そこで、この講座でも最初は「評論文読解の思考ルート」の確認からスタートし、そのうえで実践演習へと入ります。

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センター試験では1つの大問あたり20分間で解答するのが標準的ですが、最近の出題傾向を考えると評論は15分間程度で通過するのが理想です。
したがって、その時間感覚を意識しながら問題に取り組んでいきます。

個人での解答が終わったところで、グループで今取り組んだ問題について議論します。正解は何かという点についての話し合いもそうですが、「設問分析」から始まる一連の「思考ルート」を相互に発表しあい、水路付けを深めていきます。

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次に、各グループでの考察結果について、教室全体で共有していきます。
黒板を使って流れを説明したり、口頭で発表したりと、発信方法も様々です。

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センター試験のような択一式の問題を演習する場合、個人学習のスタイルだと、答え合わせをした時点で学習の動機は極端に低下します。そして、これが「自分一人で問題集をいくら解いても、思うように現代文の成績が上がらない」原因の一つとなっています。

現代文の学習においては「独習」と「学びあい」とをバランスよく取り入れることが、成績向上には不可欠です。
問題集にかじりついてクイズの解答者になるような学習や、教師の一方的な解説を「うかがって」いるような学習は、受験生の夏だからこそ、時間の無駄であると私は考えています。
もちろん、そのような学習スタイルしか取り得ない環境であるならば、やむを得ません。
しかし、「現役生」には仲間がいます。
高校にはいろいろな「発想力」や「切り口」を持った多彩な仲間がいるのです。
このメリットは最大限生かすべきです。そして、その仲間とともに学習していくことが、特に現代文については秋以降の学力向上に不可欠なのです。

S類3年生のみなさん、いよいよ夏も折り返しとなりましたね。
体調をしっかり管理しながら、
納得のいく時間を、日々過ごしてください!