今週になって、埼玉は真冬の冷え込みになっています。先週末の気象情報では、雪の予報も出ていましたが、雪になることもなくほっとしています。
そのような寒さの中、19日には神奈川県の私立中高一貫校の先生方が授業見学にいらっしゃいました。伝統ある名門進学校の先生方ですが、受験指導だけでなく、本物の思考力や論理力を育てていくことを大変に重視されており、『論理エンジン』を用いた教育に強い興味と関心を抱かれています。


3学期になり、授業もまとめの時期に入っていますので、今回は教科書教材を使って『論理エンジン』のスキルをどのように生かしていくのかという観点でご覧いただきました。
来校された先生方の学校は男子校ということで、男子の割合が多いクラスでの授業です。

BlogPaintBlogPaint

今回の授業の中心課題は段落のポイントをおさえながら、文章全体の論理構成を明確にすることにあります。
いつものように前時の振り返りをした後は、『思考ルート』を使って、まず一人ひとりが課題に取り組み、その思考内容をグループで検証します。

ひと通りの検証が終わると、グループでの検証結果を黒板で発表し、全体で問題点を確認し、より良い解決案へと高めていきます。

BlogPaintBlogPaint

なぜそのような案になったかの解説は、グループの代表者が行います。

CIMG4087BlogPaint

この時期になると、各グループでの話し合いがすでに論理的に行われているので、発表内容について教師が口出しする必要はほとんどありませんが、生徒たち自身もそれと気づいていないような「鋭い切り口」を持った発表もあるので、その部分については私が指摘し、教室全体で共有していきます。

CIMG4130BlogPaint

それらの指摘を踏まえて、最後にもう一度課題の最終検証を個人で行い、次の課題へと進んでいきます。

******************************************************************************

『論理エンジン』や『思考ルート』の指導で最も重要な時期は何と言っても「導入期」です。
その意味では導入期の授業を見ていただく方が、参考にしていただくことができる点は多いのかもしれません。
しかし一方で、3学期の授業を見ていただくことで、「中学生が、1年足らずでここまで論理的に思考できるようになる」という現実を見ていただくこともできます。
今回は「結果」だけをお示しすることになってしまいましたが、少しでもお役に立てていれば嬉しく思います。

寒い中、朝早くからご来校いただいた先生方、ありがとうございました。

来週は大阪から授業見学にいらっしゃる予定です。その様子についてはまたこの場を借りて報告させていただきます。