S類の恒例行事、夏期独習合宿が今日から始まりました。

今年度は1年生の生徒数が多いため、1年生と2年生とを分けての実施です。

2年生はS類伝統の那須高原にて、1年生は昨年度から始めた熱海にて、それぞれ3泊4日の日程で実施します。
私は1年生の合宿に同行しています。

熱海の合宿は現地集合・解散ですので、あまり電車に乗りなれていない1年生にとっては、集合するだけでも「小旅行」です。新幹線で来る生徒もいれば、踊り子号に乗ってやってくる生徒もいます。頑張って早起きをして普通電車で熱海まで到着する生徒もいます。
熱海で待ち構えている我々教師も、途中で乗り間違う生徒はいないか、ドキドキするのですが、今年も途中で迷う生徒や、遅刻する生徒もなく、順調にスタートすることができました。

宿舎に到着後は、昼食をとって開校式です。
開校式が終わるとすぐにプログラムに入ります。
本日の1時間目は、この行事名が示すように「独習」です。

独習合宿では教師による講座も行われますが、中心となるのは「独習」です。
1年生の独習の目的は、主に1学期に学習した内容について「習熟」することです。
高校生になると、中学生の時とは大きく異なり、新しく習うことが急激に増加します。
それらについて、「授業を聞いて分かったつもり」になることは、とても危険なことです。
「わかったフリ」のツケは、あとで自分自身に重くのしかかってきます。そうならないためにも、長期休業期間などを有効に使って、しっかりと「習熟」しておくことは極めて重要なことなのです。

したがって、S類では「学習事項の習熟」と「学習の自己管理」をメインテーマとして、この合宿を企画しているわけです。

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大きい教室を使って、多くの生徒が物音ひとつ立てずに、張りつめた空気の中で独習をする場面もあれば、小さい教室で高い集中力を持って独習に臨む場面もあります。
どのような環境の中でも、常に集中できるようになることも、独習合宿の目的です。

独習の合間には、1学期の学習内容をコンパクトにまとめた講座も行われます。

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これらの講座を通じて生徒たちは、「わかったつもり」になっていた部分がないかを検証していくことができるのです。

また、この合宿でもいろいろな場面で「学びあい」を取り入れた授業も行われています。
「学びあい」は「独習」や「講座」だけでは身につけることのできない「幅広い思考ルート」を獲得するためには不可欠な活動です。

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この風景は、数学での学びあいです。与えられているテーマは1学期の学習内容を踏まえたものですが、使用している課題は最難関国立大学の入試問題です。一人ではなかなかゴールにたどり着けない課題でも、互いに自分の考えを出し合い、試行錯誤しながら検討を重ねていくことで、ゴールに行きつきます。


午後の独習と講座が終わると、夕食と入浴の時間です。
この合宿の夕食はビュッフェ形式です。一生懸命勉強すると、おなかもすきます。
(みんな、たくさん食べてくださいね。)
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夕食の後は休憩時間を挟んで「夜の独習」です。
この時間が独習合宿のメインイベントとなります。
みんな、頑張れ!