昨日19日で1学期の授業も終わり、今日から夏休みです。
夏休みといえば夏期講習会。さっそく全学年で今日からスタートしました。

1年生と2年生は今日から5日間の「第1期」と、8月下旬の「第6期」に講座が組まれています。
1日に実施する講座数は英数国を中心として4コマ。1コマは60分です。
レギュラーの授業を担当している教師がそのまま講習会を担当するので、受講する生徒たちの学力特性を十分に把握した講座内容となっています。
受講費用も1コマあたり360円ですので、ほぼすべての生徒が受講します。

1・2年生にはこの講習会のほかにも7月下旬に3泊4日の「独習合宿」が行われます。
(この模様については、後日レポートします。)


3年生は今日から8月末まで講習が組まれています。1タームあたり5日間の講座が全部で6ターム、第1期から第6期までの延べ30日間にわたる講習会です。
3年生は原則として1コマ120分の講座が1日あたり4~5コマ組まれています。
生徒たちは自分の学力と志望大学に合わせて受講計画を立て、講座に臨みます。
3年生の講座も60分あたり360円ですので、予備校に行くよりもはるかに少ない受講費用で、しかも自分の学力特性に合った講座を受講することができます。

今回の講習会では、私は3年生の現代文講座(第1期、第2期)を担当します。講座の対象はS類の中でも特に最難関国立大学を目指している生徒が在籍している「Tコース」の生徒たちです。
(「Tコース」については、学校説明会などで紹介していますので、興味のある中学生や、その保護者の方は、ぜひ学校説明会にお越しください。)

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さて、本日からの第1期はセンター試験の過去問題を使った演習です。1時間目(120分)はTコース文系の生徒12名、2時間目はTコース理系の生徒13名と一緒に勉強していきます。

センター試験の現代文は大問1つにつき、20分が標準的な解答時間ですので、まず、生徒たちがその時間内に問題を解くところから講座がスタートします。
(最難関国立大学を受験する生徒たちは試験科目が多いため、家庭での独習〈習熟〉時間が不足しがちです。そのため、現代文については独習時間を割いての予習はさせません。)

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20分でひと通り解答し終ると、次はグループごとに「解答ルートの検証」を行います。
受験期であっても、「問題を解く → 教師の解説を聞く」だけでは現代文の学力は向上しません。
現代文は入試において、常に「初見」の文章を読みこなし、出題者の設問要求に的確に答えていくことが求められます。この能力は「正解にたどり着くルートを意図的にたどっていく思考力」と言い換えることができます。
グループの中でそれぞれがお互いに自分の「思考ルート」を発表しあい、それを検証することで、自分の思考の甘さを指摘してもらうことができたり、自分には思いつきもしなかったようなルートを、友人の発表を通して手に入れることができたりするのです。

長年、私はこのスタイルで指導をしていますが、高校現代文の指導の総仕上げのスタイルとして極めて効果的な手法だと自負しています。また、入試対応力を確実なものにしていく手段としても有効です。

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「解答ルートの検証」が終わると、各グループには「担当問題」が指定されます。
各グループの代表者は前に出てその設問についての解説を行います。
グループでの話し合いではやや漠然とした説明でも相互理解を取り付けることができてしまうため、それを解消するために、全員の前で発表することが重要になるのです。
全員の前で発表するためには、当然「筋道立った」話し方をしなければなりません。この経験が更なる国語力の向上に役立っているわけです。

このような形で、センター試験の大問1つにつき、約60分をかけて学習します。評論1題、小説1題でちょうど120分の講座が完結します。


今日は7月とは思えないような涼しさで、過ごしやすい1日でした。気象情報によれば、明日まではこの涼しさが続いてくれるようです。
明日も240分授業、頑張ってきます