最終日の午前中は「公開ディベート」です。
前日までに各クラスで行ったディベートの成果を発表します。

今年のS類1年生は5クラスありますが、各クラスとも興味深い論題を
取り上げていました。

S1組:小学生は携帯電話を持つべきである。
S2組:電子辞書と紙の辞書とではどちらが優れているか。
S3組:自転車は車道を走るべきである。
S4組:消費税を5%以上にすべきである。
S5組:高等学校を義務教育化すべきである。

S2組のテーマは「価値論題」であり、他の4クラスとは少し違った切り口です。
また、S3組のテーマについては、厳密に言えばディベータブルではありません。
(自転車は車道を走らなければならないからです。)

各クラスとも、論題の設定の仕方やその後の定義づけについては、粗削りな部分が
多くありましたが、「自分たちで話し合い、自分たちでテーマを設定し、自分たちで
ディベートを行っていく」という、ディベート学習の非常に重要な部分については
しっかり学習できていました。

BlogPaint
(審査に夢中で、写真はこの1枚しか撮っていませんでした…)

学校に戻ると、いよいよ『論理エンジン』と『思考ルート』を使った学習が
本格的にスタートします。
その様子については、このブログでもいろいろ報告していきたいと思います。