最終日の午前中は「公開ディベート」です。
前日までに各クラスで行ったディベートの成果を発表します。
今年のS類1年生は5クラスありますが、各クラスとも興味深い論題を
取り上げていました。
S1組:小学生は携帯電話を持つべきである。
S2組:電子辞書と紙の辞書とではどちらが優れているか。
S3組:自転車は車道を走るべきである。
S4組:消費税を5%以上にすべきである。
S5組:高等学校を義務教育化すべきである。
S2組のテーマは「価値論題」であり、他の4クラスとは少し違った切り口です。
また、S3組のテーマについては、厳密に言えばディベータブルではありません。
(自転車は車道を走らなければならないからです。)
各クラスとも、論題の設定の仕方やその後の定義づけについては、粗削りな部分が
多くありましたが、「自分たちで話し合い、自分たちでテーマを設定し、自分たちで
ディベートを行っていく」という、ディベート学習の非常に重要な部分については
しっかり学習できていました。
(審査に夢中で、写真はこの1枚しか撮っていませんでした…)
学校に戻ると、いよいよ『論理エンジン』と『思考ルート』を使った学習が
本格的にスタートします。
その様子については、このブログでもいろいろ報告していきたいと思います。

4月15

2000年度より開智学園の教育理念を具現化するための新教育システムの構築に取り組み、2005年度に「S類」をスタートさせる。独自に開発した【S類メソッド】の柱の一つに『論理エンジン』を位置づけ、3つの力(論理的思考力、判断力、表現力)の総合体としての「智力」の育成に大きな成果を上げている。また、独自の理論に基づく「ソーシャル・スキルの育成」も人間力の向上に大きな効果をもたらしている。 趣味はギター。
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