発表者の中心となる論拠は、「栄養管理がしっかりできること」
これに対し、3人のコメンテーターのうち2人が反論し、1人が部分的に賛成する
という展開になりました。
反論の主な論拠は、
①小中学生は自分で栄養の管理を行うことは難しいが、高校生ならできてしかるべき。
②義務教育でない高校を対象に給食を制度化したときの財源はどうなるのか。
といったものでした。
授業は「ディベート第3講」です。
本時の流れは以下のようになっています。
4 マトリクス・パーツの完成(30分)
○ 始めに「自派」パーツから始め、それを基準として「相手」パーツを完成させる。
① 自派の立論 論理構成 | ④ 相手の立論(予想) |
② 自派立論の論拠・具体的証拠 | ⑤ 相手の論拠(予想) |
③ 自派への質問(予想)とその回答 | ⑥ 相手への質問と回答(予想) |
5 立論の作成(30分・・・4の途中から)
○ 「自派」パーツ①、②が完成した段階で、立論担当者は立論の作成に取り掛かる。
・すべてを文章化するのではなく、「項目」と「論理構成」を図式化する。
6 立論プレゼンテーションの練習と修正(30分)
○ グループ内で発表し、不備な点を修正していく。
7 プレゼンテーション(1次)
○ グループごとにディベート全体のフローを教師に対して発表する。
授業では6までしか進みませんでした。第4講は7から始めます。