京都の中高一貫校での訪問研修を行ってきました。

今回の研修は「授業参観+研究協議会」という形式で行いました。
通常の研修は先生方を対象とした「セミナー形式」が多いのですが、
今回は、より踏み込んで「具体的な実践力をつけるために、授業そのものを
取り上げたい」とのご提案です。

埼玉からの日帰りとなるため、午後の授業を2コマ見せていただきました。
実施学年は中学1年生と2年生です。
私は高校生を指導しているため、今回の研修は、中学生が『論理エンジン』を
どのように学んでいるのかを知ることができる、私自身の研修にもなりました。

研究協議会では、授業の進め方を点検するとともに、これからのシラバス、
『論理エンジン』の、どのレベルの、どのステップを扱うか。その場合の
指導上の留意点などを細かく点検することができました。
すべての問題に取り組むのではなく、目的をもって「取り組まない」問題を
選定することの大切さもわかっていただけたようです。

研修に参加された先生方、大変にお疲れさまでした。
授業を他人に見られることは、教師にとってプレッシャーですが、あえて
そこから指導法を見直そうとされるその姿勢に感服いたしました。

これからもお手伝いできることがあれば、参上させてください。

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2週間後は愛媛県の松山で講演を行います。
多くの先生方のご来場を、お待ちしております。