久しぶりの更新です。
年が明けてから、冬期講習、センター試験、本校の入試と、慌ただしさの中で一か月が過ぎようとしています。
『思考ルート』『論理エンジン』の授業もいよいよまとめの時期になりました。
3学期は『論理エンジン』から授業がスタートしますが、1月は本校の入試が22日・23日・24日の3日間あるため、新しい単元には入らずに、2学期の復習、OS2の復習から入ります。
OS2レベル20の「総復習問題」を使って、これまでに学習した「お作法」を確認していきます。
確認の手順は「独習→学びあい→発表」と、いつものスタイルですが、今回は「発表」の場面に
条件を付けました。それは、
「小学6年生を対象に、先生になって授業をする」
という条件です。
この条件が加わることによって、今までの「発表」で求められた
・「わかりやすさ=論理性」
・伝え方の工夫(黒板を使う、声の大きさに配慮する、表情や視線を意識するなど)
に加えて、
・「他者を強く意識すること」
が求められるようになります。
相手に分かる言葉を選ぶこと、相手が理解できているかを確認することなど、同級生同士の発表ではおろそかにしがちな点、しかし発表する場合には決しておろそかにしてはいけない点を意識することによって、自分の(自分たちの)思考ルートをより丁寧に、意図的にたどろうとする姿勢が必然的に起こってきます。
この点こそが、今回の「まとめ授業」の中心的なねらいです。
S類の生徒たちの多くは『論理エンジン』で学習するスキルについて、すでに内在化しています。
しかし、そのスキルの使い方が意図的でないため、しくみや関係性が把握できておらず、
結果として使いこなせていないという状態にあります。
2学期間かけて内在化していたスキルの掘り起こしを行ってきましたので、3学期にはそれを意図的に関係付けさせていきます。
これによって生徒たちの論理的思考力は勝手に、そして着実に伸びていきます。
〇 初めに「授業」で確認すべきスキルと、「授業」を行うにあたっての諸注意を示します。
まるで、教育実習生の指導をしているようです。
〇 グループごとに「授業」計画を立てていきます。時間は15分程度です。
〇 それぞれ割り振られた部分について「授業」を行います。
黒板を使ってわかりやすく説明していく工夫や表情豊かな語り口など、
私自身が参考になるような「授業」もありました。
この「授業」には私も生徒(児童)として参加し、途中で質問したりもしましたが、
それへの対応も的確で、改めて生徒たちの能力の高さに感心するとともに、
この1年間で随分と伸びていたのだなぁと実感することができました。
次回からは『思考ルート』に入ります。学習のポイントは
「アウトライン読みとディテール読みとの融合」
です。
年が明けてから、冬期講習、センター試験、本校の入試と、慌ただしさの中で一か月が過ぎようとしています。
『思考ルート』『論理エンジン』の授業もいよいよまとめの時期になりました。
3学期は『論理エンジン』から授業がスタートしますが、1月は本校の入試が22日・23日・24日の3日間あるため、新しい単元には入らずに、2学期の復習、OS2の復習から入ります。
OS2レベル20の「総復習問題」を使って、これまでに学習した「お作法」を確認していきます。
確認の手順は「独習→学びあい→発表」と、いつものスタイルですが、今回は「発表」の場面に
条件を付けました。それは、
「小学6年生を対象に、先生になって授業をする」
という条件です。
この条件が加わることによって、今までの「発表」で求められた
・「わかりやすさ=論理性」
・伝え方の工夫(黒板を使う、声の大きさに配慮する、表情や視線を意識するなど)
に加えて、
・「他者を強く意識すること」
が求められるようになります。
相手に分かる言葉を選ぶこと、相手が理解できているかを確認することなど、同級生同士の発表ではおろそかにしがちな点、しかし発表する場合には決しておろそかにしてはいけない点を意識することによって、自分の(自分たちの)思考ルートをより丁寧に、意図的にたどろうとする姿勢が必然的に起こってきます。
この点こそが、今回の「まとめ授業」の中心的なねらいです。
S類の生徒たちの多くは『論理エンジン』で学習するスキルについて、すでに内在化しています。
しかし、そのスキルの使い方が意図的でないため、しくみや関係性が把握できておらず、
結果として使いこなせていないという状態にあります。
2学期間かけて内在化していたスキルの掘り起こしを行ってきましたので、3学期にはそれを意図的に関係付けさせていきます。
これによって生徒たちの論理的思考力は勝手に、そして着実に伸びていきます。
〇 初めに「授業」で確認すべきスキルと、「授業」を行うにあたっての諸注意を示します。
まるで、教育実習生の指導をしているようです。
〇 グループごとに「授業」計画を立てていきます。時間は15分程度です。
〇 それぞれ割り振られた部分について「授業」を行います。
黒板を使ってわかりやすく説明していく工夫や表情豊かな語り口など、
私自身が参考になるような「授業」もありました。
この「授業」には私も生徒(児童)として参加し、途中で質問したりもしましたが、
それへの対応も的確で、改めて生徒たちの能力の高さに感心するとともに、
この1年間で随分と伸びていたのだなぁと実感することができました。
次回からは『思考ルート』に入ります。学習のポイントは
「アウトライン読みとディテール読みとの融合」
です。