2012年01月

開智の入試が終わりました。

きょう実施した第3回入試をもって、開智高校・開智未来高校の入試が終了しました。
受験生のみなさん、お疲れ様でした。

みなさんの多くは、まだこの後に公立高校の入試を控えていることと思います。
それに向けて、今できることに精いっぱい取り組み、悔いのないように受験生活を完結させてください。

みなさんが一生懸命努力している間、私たちは4月にみなさんを迎える準備をしっかりと整えておきます。

明日の朝のさいたま市はマイナス6度まで気温が下がるとのことです。

早く春が来るといいですね。

第3回入試です

明日、29日は開智高校第3回入試です。

この入試はいろいろな意味で「開智に再チャレンジ」する人が多く受験します。

みなさんの「最後まで絶対あきらめない!」という、その気持ちを私は心から応援します。
また、そのような「不屈の精神」を持った人が、夢を実現できる人なのだとも思います。

明日は、登校したらまず「受験生受付」に来てください。場所は開智ホールの1階です。
この点が第1回・第2回入試と異なりますので、注意してください。
(もちろん、案内の先生が誘導するので、心配はありません。)

ありきたりのアドバイスしかできませんが、明日は「時間配分」に十分に気を配って、
あわてず、焦らず問題に取り組んでください。きっと実力が発揮できるはずです。

受験生のみなさんへ

本日、無事に開智高校・開智未来高校の第2回入学試験が終了しました。

高校受験生のみなさん、お疲れ様でした。

今日は開智中学校の入学試験も同時に行われていたので、朝の校門付近は大騒ぎでしたよね。
びっくりしてしまった人もいたのではないでしょうか。

(高校を受験する中学生は、三々五々集合してきます。)
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(中学を受験する小学生は保護者同伴がほとんどです。校門前には塾の先生方が
ずらっと並んで最後の応援をなさっています。)
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昨日と今日の試験がうまくいった人も、実力が十分に発揮できずに悔しい思いをしている人も、
まずはひと息つきましょう。 そしてそのあとで…
うまくいった人は、慢心することなく、ここでもう一度気を引き締めて、勉強を始めてください。
悔しい思いをした人は、うまくいかなかった原因を見直し、その復習と克服から始めましょう。

多くのみなさんが、明日以降にもまだ受験が残っていると思います。
オンとオフのけじめをつけて、この1年間の受験生生活をきっちりと自分の手で完結させましょう。

パナソニックの創業者である松下幸之助さんが遺された多くの言葉の中に「とどめを刺す」と
いう言葉があります。わたしが座右の銘にさせていただいている言葉でもあります。
ちょっとギョッとする言葉ですね。誤解があるといけないので、以下に引用します。

  
「とどめを刺す」
  日々のお互いの仕事の中で、もうちょっと念を入れておいたら、とあとから後悔することが
  少なくないような気がする。

  一生懸命に努力して、せっかく九九%までの成果を上げても残りのわずか一%の「止め」が
  しっかりと刺されていなかったら、それは結局はじめからやらなかったと同じことになる。
  いや中途半端にやっただけ、むしろマイナスになる場合が多いのではあるまいか。
  念には念を入れよ、である。
  仕事を完全にやり通すのに念の入れ過ぎということはないのである。とどめを刺さない
  仕事ぶりがあったら、お互いにその不徹底を大いに恥とするほどの厳しい心がけを持ちたい
  ものである。

みなさんは社会で働いているわけではありませんから、「お互い」を「自分自身」に、
「仕事」を「勉強」あるいは「受験」に置き換えてみましょう。
何か響くものがあるのではないでしょうか。


埼玉は夜になって、すっかり雪になってしまいましたね。
明日は朝から晴れるようですが、雪が残っていると思いますから、足元には気を付けて
登校してください。

最後まで、伸びる!

明日、22日から開智高校と開智未来高校の入学試験が始まります。

両校とも、22日・23日が連続日程の「第1回」「第2回」入試、一週間後の29日に
第3回入試が行われます。
同一試験問題で実施するため、学園内での併願ができる入試です。

22日と23日は埼玉県内の私立高校の入試集中日のため、本校以外の高校を
受験する生徒もたくさんいます。
すべての受験生が落ち着いて受験できるように、まずは、交通機関に乱れがないことを
祈っています。

(今日の埼玉県内の交通機関は、王子駅付近の火災の影響で、朝から大荒れでした。
今日が試験日でなくて、本当に良かった…)

開智高校受験生のみなさん、学校説明会での『論理エンジン講座』の内容を、
しっかりマスターしましたか?
3つの論理関係とは? 文の要点とは?
選択肢を選ぶときにも、解答をまとめるときにも、基本に忠実に、すっきりと考えるのでしたね。
国語だけでなく、英語も数学も「シンプルに、すっきりと」思考することが大切です。

明日の朝は、学校でみなさんの到着をお待ちしています。
説明会の頃に比べて、一層グレード・アップしたみなさんに会えることを、
心から楽しみにしています!

直前講習B期が始まりました。

センター試験が無事終わり、各予備校からのデータリサーチ速報が届き始めました。
明日、19日は大手予備校が一斉にリサーチ結果の説明会を行います。
あわせて、生徒たちへは成績個票が戻ってきます。

20日からは3学年の担任の「戦争」が始まります。
直前講習の合間を縫って、国公立大学の受験校決定のための個別面談が
行われるのです。土日返上の3日間となります。

本校では22日・23日に高校の入学試験を実施するため、そちらの業務との折り合いも
つけていかねばならず、まさに心身ともに休まらない日々です。

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生徒たちはリサーチの結果を気にかけながらも、17日から直前講習に臨んでいます。
S類の直前講習は、大きく8つの受験コースごとに、1コマ110分の講座が、一日3~4コマ
ずつ組まれています。

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理系は、「東大」「東工大・旧帝大」「早慶」「国立大・上智・理科大・MARCH」の4コース、
文系は、「東大」「一橋・お茶女・旧帝大」「早慶」「国立大・上智・GMARCH]の4コースです。
これら以外にも「慶応論述力対策」「医学科対策」などの個別指導が行われています。

生徒たちは自分の受験パターンに合わせて、時期に応じて最も効果の上がる講座を
自由に選択し、学習します。(もちろん、全講座、受講料は不要です。)

センター試験が終わると、生徒たちはひと山越えた感覚となりますが、実際にはここから
受験がスタートするわけです。
希望大学の傾向にマッチした講座を少人数で受講することで、試験対応力とモチベーションとの
両方を高めていくことできます。
ここからの1か月間の過ごし方は受験の成否にとても大きく影響するのです。

「国立2次試験対策」の、この時期に来て真価を発揮するのが、『論理エンジン』で培ってきた
論理力です。
国立大学の2次試験では、国語に限らず様々な教科で「論理的な思考力」と「表現力」が
試されますが、じっくりと『論理エンジン』に取り組んできたS類生は、
「いつものように考えて、いつものように書く」
だけのことなので、ここに来てあわてて取り組む事項はありません。

適度な緊張感を保ちながらも、リラックスして学習できる環境づくりが、この時期の教師の、
大きな役割の一つとなります。
とはいっても、ここ数年のS類生を見ていると、自分たちでとても上手に学習環境をコントロール
しているようです。これも1年次から継続的に取り組んできた「学びあい」と「独習」とがしっかりと
身についているからだと感じています。

最後まで「伸びよう」としている生徒たちの目は輝いています。

センター試験が始まりました。

今年のセンター試験の会場は、川越市にある東京国際大学です。

開智高校に通う多くの生徒たちは、県の南部や東部に住んでいるため、
県西部の川越市の試験会場は「やや遠い」会場となりました。

今年も恒例の「試験会場前での最後のサポート」を行ってきました。
我々S類の教師と中高一貫部の教師あわせて約20名で受験生を見送ります。

特別なことをするわけではありませんが、「よく知った顔」が試験会場前にいるだけで、
生徒たちは安心してくれます。
万が一忘れ物をしてしまった場合などでも、その場で対処したり、アドバイスしたり
することもできます。(実際にはいませんが…)

初日の14日は地歴公民からスタートします。
文系の生徒は地歴公民2科目受験なので、9時前には到着します。
ほとんどのS類生は開門時刻の8時前後には到着しました。

理系の生徒の中にも若干名地歴公民2科目受験の生徒がいますが、
その他多くの理系生徒は地歴公民1科目受験ですから1時間遅れの集合です。
しかし、S類の理系生徒のほとんどが早めに会場入りします。
控室で最後の勉強をすることができるからです。
会場に来てしまえばとにかく安心できますからね。


会場到着の確認をして、これも恒例となった、験担ぎの「キット・カット」を2つずつ渡して
(「キット・カット×2=キット・カッツ=きっと勝つ)
送り出しました。

適度な緊張感のもと、焦らず、実力を発揮してくれることを祈るばかりです。

今年もよろしくお願いします

1月4日より、冬期講習会の後半がスタートしました。

10日後に迫ったセンター試験に向け、2日から自習室で勉強していた3年生の諸君も、
今日からはまた違った緊張感の中での学習となります。

センター試験まではあとわずかですが、そこから始まる受験期は約2か月間と長丁場です。
緊張しすぎず、かといって弛むことなく、自分のペースと平常心とを保ちながら、
学習と受験とを繰り返していくためには、尋常ではない精神力が求められます。
しかし、高校生活の最後の締めくくりとして、この過酷ともいえる受験期を体験することで、
生徒たちはひとまわりも、ふた回りも大きく成長していきます。

私たち教師にできることは、サポートだけですが…
みんな、最後までいっしょに駆け抜けよう!
プロフィール

2000年度より開智学園の教育理念を具現化するための新教育システムの構築に取り組み、2005年度に「S類」をスタートさせる。独自に開発した【S類メソッド】の柱の一つに『論理エンジン』を位置づけ、3つの力(論理的思考力、判断力、表現力)の総合体としての「智力」の育成に大きな成果を上げている。また、独自の理論に基づく「ソーシャル・スキルの育成」も人間力の向上に大きな効果をもたらしている。 趣味はギター。

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