秋期独習合宿Aターム

秋期独習合宿のAタームが終了しました。

開智学園では校地内にある宿泊研修棟を使って、総合部の小学生から
高等部の高校生までが、勉強合宿や部活動・委員会活動の合宿を
年間を通じて行っています。

2学期は高等部が優先的に使える期間となっており、口火を切って
S類1・2年生の男子の約半数が独習合宿を行いました。
9月5日(月)~7日(水)までの2泊3日です。

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この合宿の特徴は、日中は通常の学校生活を送るところにあります。

S類では春と夏に箱根や熱海で勉強合宿を行っているのですが、
これらの合宿は日常生活から離れて「至高の学習体験をする」ことを
目的としています。
それに対して秋期合宿は「日常生活の中での自己学習の点検」が
ポイントになっています。
家に帰ってしまうと学習の自己管理がうまくできない生徒も、友人たちと
空間・時間を共にすることによって刺激しあい、学習の自己管理のコツを
学んでいくようです。

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食事は学食です。
1年生の中には、この合宿で初めて食堂に足を踏み入れた生徒もいたようです。
学食は2階建てで、1階がメイン食堂、2階は購買部と、集会もできる多目的スペースに
なっています。

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最終日は朝の登校前に閉講式を行います。
閉講式後はいつもと同じようにHR教室へ向かい、一日の学校生活が始まります。

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明日、8日からはBタームが始まります。
S類1・2年生男子の残り半分の生徒が、大きな荷物を持って登校します。

明日は天気も良いようなので、傘を差して、大きな荷物を持って…ということには
ならずに済みそうです!

夏期校内教員研修(第2日目)③

2日目、関根校長の講座のあとは、教科ごとに分かれての研究協議会です。

午前中に行われた3コマの授業
 ・中学1年生と高校1年生の『論理エンジン』をベースとした現代文の授業
 ・高校1年生で行われた古典の授業
を題材に協議を行いました。

古典の授業では「助動詞の学習」が取り上げられており、協議会では国語教師の
共通の悩み…「古典文法の知識の定着と運用能力の向上をいかに実現するか」
という点について意見交換がなされました。
今回の研究授業では、一般的に知識の習得段階で用いられる小テストや繰り返し
学習ではなく、「ペア・ワークによる暗誦」が取り上げられ、この方法が一定の効果を
もたらすことが確認されました。

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現代文の授業では『論理エンジン』をどのように教材化して使っていくか、あるいは
「学びあい」の効果的な実践のあり方などについて意見交換しました。

今回の中学生の授業では、「おもちゃについての説明文を書こう」という
未来中学独自教材が取り上げられました。
これは、生徒一人ひとりが、同じおもちゃについて
「①幼稚園児に向けて」「②中学生に向けて」「③大人に向けて」
の3パターンの説明文を書き、それを相互に評価し構成しあうことによって
「わかりやすい(=論理的な)文章とはどういうものか」
「相手を意識した(=他者意識を持った)文章にするためには」
といった、現代文学習の重要項目を「学びあい」の中から発見させていこうと
する取り組みです。

協議会では教材開発のポイントや、「学びあい」に取り組ませるうえでの留意点
などが話し合われ、実践可能なプランもいくつも出されました。


…このようにして、教員研修2日目もあっという間に過ぎていきました。
学期が始まるとなかなか落ち着いて「自分の授業を振り返る」ことができない
我々にとって、実りある研修になったと思っています。

わが高等部は、昨日9月2日からフルスケールでの授業が開始されています。
また、来週からは校内にある宿泊学習棟を使った「秋期勉強合宿」がスタートします。
この模様について、次回からレポートしたいと思います。
プロフィール

2000年度より開智学園の教育理念を具現化するための新教育システムの構築に取り組み、2005年度に「S類」をスタートさせる。独自に開発した【S類メソッド】の柱の一つに『論理エンジン』を位置づけ、3つの力(論理的思考力、判断力、表現力)の総合体としての「智力」の育成に大きな成果を上げている。また、独自の理論に基づく「ソーシャル・スキルの育成」も人間力の向上に大きな効果をもたらしている。 趣味はギター。

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