授業008

先週末に文化祭が終わり、1学期もあと1ヵ月です。

 今日のマイコンテーマは「他人の発言・ことばの意味を、わざと違えて使用すること」についてでした。
 SNSの世界を象徴するような一つの流行ですが、これを捉えて批判的なマイコンが述べられました。本来の発言者を冒涜する、きわめて悪質な使い方であるとの意見です。
 コメンテーターからも、言葉を正しく使うことの価値、あるいは著作権といった観点から批判的意見が述べられました。

 マイコンの後は先週の続きの『水の東西』です。
 今日は先週の教材を使ったグループ活動からスタートしました。学習のめあては、
 1:マインドマップを協力しながら完成させること。
 2:グループ発表の準備をすること。
です。
 先週配布したマインドマップ用紙の倍の大きさの用紙(模造紙大)を新しく各班に配布し、色マジックなどを使ってマインドマップを整理・完成させていきます。
 その後、活動の進捗状況を見た上で、グループごとに別室で私に対してプレゼンテーションのプレ発表をおこないます。私からはいくつかのアドバイスを与え、さらに内容を深めていきます。
 各班のプレゼン持ち時間は5分と指示してありますが、全部で8班あるので、発表とアドバイスを含めると1回ずつのプレ発表だけでかなりの時間がかかります。
 しかし班ごとに切り口も違えばプレゼンの方法も異なり、何より生徒が違っているので、この個別指導は欠かせません。
 
 来週は2コマをほぼ使い切る形で全体でのプレゼンテーション大会です。

授業007

 今週末、本校では文化祭をおこないます。
 生徒たちは今日から本格的にその準備を始めました。

 今日のマイコンのテーマは「危機感」。
 抽象的なテーマですが、実際の発表では「宿題の先延ばし」を例に挙げ、
「危機感がないと、いつまでも先延ばしを繰り返すことになる」といった話を
展開していました。
 その主張に対しコメンテーターからは、「宿題の先延ばしが起こるのは
危機感の欠如ではなく、計画性の無さが原因である」といった意見が出され、
聴衆(クラスの生徒たち)からも、そちらの意見が支持される結果となりました。
 教室の雰囲気は、意見の対立というより、笑いに包まれた和やかなものとなり、
こういうマイコンも面白いなあと感じさせられました。

 授業ではOS1の総ざらい(OS1で確認した日本語運用能力のまとめ)を行い、
新しい教材へ進みました。
 取り上げる題材は『水の東西』ですが、生徒たちは教科書を読むわけではありません。
B4用紙が1枚配布され、私から、
「これから私が一つのお話をします。このお話は山崎さんという方が書かれたお話です。
みなさんはその用紙を自由に使って聞き取りメモを取りながら聞いてください。」
との指示を受けます。

 一通り話を聞いた後で、ワークシート(B4)が配布されます。
 そこには4つの課題が記されています。

 1:山崎さんは何をテーマにお話されていましたか。
 2:山崎さんは対比的な表現を上手に使って話をされていました。
  具体的には、どのような対比がありましたか。
 3:山崎さんがみなさんに伝えたかったことはなんでしたか。
 4:1から3の問いおよび聞き取りメモを使って、今回の山崎さんのお話をPREで構造化
   してみましょう。

 ワークシートへの取り組み時間は20分間。その後はグループになってワークシートの
相互発表をおこないます。

 ワークシートの相互確認がある程度深まったところを見計らって、A2版の比較的
大きな用紙を各グループに1枚ずつ配布します。
 この用紙はマインドマップを作成するためのものです。

 マインドマップの作成が調子に乗ってきたところで、残念ながらチャイムです。

 次回の授業は、マインドマップ作成から入ります。


プロフィール

2000年度より開智学園の教育理念を具現化するための新教育システムの構築に取り組み、2005年度に「S類」をスタートさせる。独自に開発した【S類メソッド】の柱の一つに『論理エンジン』を位置づけ、3つの力(論理的思考力、判断力、表現力)の総合体としての「智力」の育成に大きな成果を上げている。また、独自の理論に基づく「ソーシャル・スキルの育成」も人間力の向上に大きな効果をもたらしている。 趣味はギター。

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