授業016

今日のマイコンは「未開の部族との接触について」でした。
最近テレビ番組などで未開の部族との接触を取り扱ったドキュメンタリーが
放送されることがしばしばありますが、このことについて発表者は危機感を
持っています。
彼らの固有文化を壊すことになりはしないか。あるいはわれわれが未知の病気に
接触する危険があるのではないか、といった危機感です。
そのうえで発表者は「時間をかけてゆっくりと共存していくべき」との主張をまとめました。
この主張に対して各コメンテーターは賛同していました。
各コメンテーターとも、興味本位の接触には反対をし、一方で研究のために接触を
することは有意義であるとの意見が展開されました。

授業は、ディベート学習が一段落したので、再び論理エンジンに戻ります。
今日の授業では、「接続詞=論理の本体」ということをおさらいした上で、L11~L13を
取り扱いました。
接続詞については、生徒たちのほとんどが「日常生活で困らないレベルの日本語力」
でも、「なんとなく」その働きをつかんでしまっています。そしてこのことが彼らの論理力向上を
圧倒的に阻害したいます。
OS2では、その「思い込み」を払拭することが最大の「学びのめあて」になりますので、生徒の
意識改革に最適なステップを取り上げて指導を重ねていきます。

高大接続と授業改革セミナー(東京)

本年度、第4回目のセミナーを実施しました。
東京・大阪での「ディベートセミナー」、京都での「思考力・論理力・表現力セミナー」に続き、
今回は、高大接続改革を踏まえたとき、実際の授業をどのように進化させていくべきかを、
テーマとしてセミナーを企画しました。
会場は東京。公立私立を問わず、非常に多くの先生方にご参加いただきました。
教室の規模の関係で、お申し込みいただきながらお断りせざるを得なかった多くの先生方、
大変に申し訳ございませんでした。改めまして機会を設けさせていただきますので、その際
には、ぜひご参加ください。

今回のセミナーでは、冒頭で高大接続改革の要点を全員で確認した後、主に私が今年度
実践している指導を題材としてお示しいたしました。
開智高校で私が2006年度以降行ってきている現代文の授業は、今回の高大接続改革で
打ち出された内容にほぼ重なっています。そこで、私が授業を行ってきた中で「うまくいった
こと」、「改善すべきこと」をそのままお話しすることが、リアルな研修になると考えたのです。

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取り上げた指導事例は、①マイコン ②ディベート ③リスニング の3つです。
ここ数年、私が授業をしていく中で最も力を入れているのが「聞く姿勢の育成」ですので、
そこにフォーカスして、3つの実践を紹介します。

特に今回は実際の授業のVTRや、生徒たちのグループワークでの作成資料などを
お示ししながら、授業の実際をできるだけリアルに感じていただくように構成してみました。

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セミナーは2時間30分の予定でしたので、時間的にはゆとりがあると思っていましたが、
実際には最後のほうではあわただしくなってしまい、十分に質問の時間をとることもできなく
なってしまいました。それでも多くの先生方が残って質問してくださり、大変にうれしく思って
おります。

私の実践はまだまだ拙いものですが、先生方の授業改善のわずかなきっかけになればと
考えています。

次回のセミナーは11月に札幌で行います。
また、論理エンジン実践校の先生方限定のセミナーにはなりますが、12月に東京で今年の
最終回のセミナーを行います。
また多くの先生方にお会いできることを楽しみにしております。



プロフィール

2000年度より開智学園の教育理念を具現化するための新教育システムの構築に取り組み、2005年度に「S類」をスタートさせる。独自に開発した【S類メソッド】の柱の一つに『論理エンジン』を位置づけ、3つの力(論理的思考力、判断力、表現力)の総合体としての「智力」の育成に大きな成果を上げている。また、独自の理論に基づく「ソーシャル・スキルの育成」も人間力の向上に大きな効果をもたらしている。 趣味はギター。

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