青森研修会

ディベート記事の途中ですが、いつもの研修会がありましたので、そちらを報告します。

今回の研修会は青森市。初めての実施です。
東北地方の実施としては仙台についで2箇所目です。
地域柄、私立高校の先生方よりも圧倒的に公立高校の先生方が多い研修となりました。

いつもの研修では、『論理エンジン』の指導に焦点をあて、お話をするのですが、今回は
「高大接続」を主眼に置いて、本校での実践を中心にお話をしました。

DSC01232DSC01237

「学びあい」「マイコン」といった、本校独自の学習スタイルや、論理的思考力・表現力
育成メソッドについて、あるいはディベート指導については、授業の映像を使いながら、
お話させていただきました。

DSC01247BlogPaint

この研修会で授業の映像を提供したのは初めてですが、やはり実際の授業の様子がわかると
参加している先生方も話の内容を具体化しやすいようです。
臨場感のある講演にすることができました。

*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

4日土曜日には、本校の保護者のみなさまを対象とした講演を行います。
「子供も進化する。親も進化する」
をテーマに、毎年、年に2回開催している講座です。
ここでも授業の様子を見ていただいておりますが、やはり好評です。
今回の秋講座では「マイコン」を取り上げようと考えています。

ディベート学習②

(5)立論の作成

    立論の作成において重視して指導しているのは「端的でわかりやすいこと」、つまり
   「論理的であること」です。
    生徒たちには年度当初に「PREP法」を教えてあり、通常の授業中でも、また毎回の
   授業で取り組んでいる「マイコン」においてもPREPは常に意識させるようにしています。
    立論は2分間です。時間は十分にあるので、かえって冗長になることが想定されます。
   十分に論理構成された立論になるよう、アドバイスを与えていきます。


BlogPaintBlogPaint

(6)他派の立論の予想、自派への質問の予想

    前述のように自派の立論は十分に準備しますので、どのグループもそれなりの
   クオリティのものが出てきます。ところが実際にディベートマッチを行うと質疑応答
   および論戦の場面でほぼ議論にならないケースがしばしば出現します。このことの
   原因は唯一であり、それは「相手の立場に立って物を見ること」の欠如です。
    学校でのディベート学習はできるだけ授業時間で完結するようにしていますので、
   生徒たちが持っている時間量が絶対的に不足しているため、これはやむを得ない
   ことなのですが、グループ内で役割分担をするなどの工夫をして、できるだけ「相手の
   立場から論題を斬る」ことも経験させていきます。

(7)サンプル・ディベート

    一通りの準備が済んだところで、一組をサンプルとして選び、ディベートマッチを
   行います。
    このディベートマッチは時間通りに進行するのではなく、途中途中で私が口を挟み、
   修正すべき点を指示したり、課題点を生徒たちに考えさせたりします。

BlogPaintBlogPaint

     実践から学ぶことで、特に質疑応答や論戦の場面での躓きにどう対応すべきなのか
    考えさせていきます。

(続きます)

プロフィール

2000年度より開智学園の教育理念を具現化するための新教育システムの構築に取り組み、2005年度に「S類」をスタートさせる。独自に開発した【S類メソッド】の柱の一つに『論理エンジン』を位置づけ、3つの力(論理的思考力、判断力、表現力)の総合体としての「智力」の育成に大きな成果を上げている。また、独自の理論に基づく「ソーシャル・スキルの育成」も人間力の向上に大きな効果をもたらしている。 趣味はギター。

カテゴリ